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腎臓食、調理の豆知識

旨味調味料の使用をお勧めいたしましたが、市販の旨味調味料にはリン酸塩が多く、腎臓に障害がある方にはあまり摂取を勧めない方が良いのではとのご指摘がありました。申し訳ございませんが一部内容を削除、変更させていただき、検討させていただきます。


目から鱗?!  減塩のコツ

減塩で料理を作ってみたら味が薄いどころかほとんど塩味が感じられない、慣れの問題かと思ってしばらくやってみたけどやっぱり味がしない…、食塩換算で一日6g以下なんてとても無理では? そんな経験をされた方へ。実は減塩料理を成功させる簡単なコツがあります。以下簡単にまとめます。

 

・なぜ塩味が感じられなくなるのか…原因は砂糖(甘味)によるマスキング効果?

調理の際、砂糖の使用を極力減らしてみましょう。

どんな料理本を見ても、多くの料理に砂糖を加えるように指示があります。大さじで何杯も入れるように指示してある例も多々見受けられます。味はまろやかでこってりと美味しくなりますが、味への影響力が大きく、素材の味も塩味も感じさせにくくなってしまいます。

砂糖を多く入れますと、それに対応して塩の量を増やさないと塩味が感じられなくなります。静かな所では小さな声でも簡単に聴き取れますが、騒音の多い場所だとそれに応じた大きな声で話さないと聴きとれなくなります。同じようなことが舌でも起きているのではないかと思います。

料理に砂糖を使用するのは料理に慣れた方には常識であり、そのせいで、料理に慣れた方ほど減塩料理のはじめの一歩で躓きやすくなるのではないかと、減塩料理が難しいもの、不味いものとの評価が広がる原因の一つなのではないかと思います。

 


低たんぱく米、でんぷん米(粒タイプ)の調理の豆知識

「越後米粒タイプ」と「ピーエルシー米1/20」は土鍋で炊くと短時間で手軽においしく仕上がります。火にかけるのは5、6分程、あとは火から降ろし15分蒸らすだけです。少量(1〜2人分)向きで、炊飯器を占領しないので、家族のいる方にお勧めの炊飯法です。でんぷん米は少しくせがありますが、こちらは米から作られており、初めての方にも違和感なく食べていただけると思います。ホームページ管理者も食べていますが、慣れると普通の安いお米よりずっとおいしく感じます。「真粒米」は土鍋よりは炊飯器の方が美味しく仕上がるように思います。「でんぷん米」はテフロン加工の小さいフライパンで炊くとくっつかず、うまく仕上がります。テフロン加工の鍋でも炊けますが、内側に凹凸のないシンプルなデザインの物を選んでください。以下に簡単にまとめます。

 

・1/12.5越後米粒タイプの美味しい炊き方

米100gに対して水115g程の割合で。米に対して重さにして15%プラス。米120gなら、水は138gになります。水は製品の説明書きの指示量より若干少なめにするとうまく仕上がるように思います。小さい土鍋に入れ蓋をして、中火と強火の中間くらいで5、6分程炊きます。蓋の穴から湯気が勢いよく出てきたら、または噴きこぼれそうになったら蓋を開けて水の減り具合をチェックし、すぐ蓋を閉じます。以降2〜30秒ごとに水の減り具合をチェックし、(土鍋の蓋はやけどや火移りに注意して、小さい布きんでつかみます)全体的に水が無くなってきたら弱火にし、水がほぼ無くなり、縁やごはんの平らな表面にぽつぽつとあいた穴から小さな泡が少し出るだけになったらコンロから降ろします。火を止めるだけではだめです。コンロの余熱で熱がかかりすぎるのを避けるため、必ずコンロから降ろして別の場所に置きます。蓋をしたまま15分程蒸らし、冷めないうちにいただきます。

はかりと鍋の絵
テフロン加工の鍋でも炊けます。内側に凹凸のないシンプルなデザインの物を選んでください。

 

はかりと鍋の絵
鍋の縁から火が出ない程度、中火より少し強めくらいの火で5、6分。

 

はかりと鍋の絵
水がなくなり、カニ穴ができたら出来上がり。火から降ろし蒸らします。

 

・ピーエルシー米1/20の美味しい炊き方

1/12.5越後米粒タイプと量も炊き方も同じです。水は指示量より若干多めにするとうまく仕上がるように思います。お好みで調整してみてください。

 


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