トップのページへ戻る

糖尿病って?のページへ戻る

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

青い花のイメージ 糖尿病・・・糖尿病と合併症

 

糖尿病が進むと?

糖尿病は別名「血管障害の病気」ともいわれます。
糖尿病が進むと、全身の血管に障害を起こし、さまざまな合併症を引き起こすからです。

脳梗塞、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症など命にかかわる合併症(=大血管障害)、
「糖尿病の3大合併症」といわれる糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害、
毛細血管を中心に起きる合併症(=細小血管障害)等々

いずれも長年の高血糖によって血管が動脈硬化を起こし、詰まったり、破れたりするために起きるものです。

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

青い花のイメージ 糖尿病と合併症・・・具体的な症状

 

糖尿病性神経障害

糖尿病の3大合併症の中で最も早く現れる障害です。
細い神経線維からなる「末梢神経」のうち、血圧、呼吸、体温調節などに関わる「自律神経」や、痛み、痒み、熱さなどに関わる「感覚神経」に異常が現れます。
糖尿病で何か症状の変化があっった時は、「様子を見る」のではなく、直ちに診察を受ける必要があります。
痛みの感覚が無いと小さなケガでも、大変なことになりかねません。

 

糖尿病性網膜症

糖尿病による網膜症は、成人の途中失明の原因第1位です。
網膜症は、糖尿病を発症後7〜10年ほど血糖コントロールできなかった患者の約50%に発症するといわれています。
徐々に見づらくなるのではなく、ある日、突然症状が現れます。

目から入ってくる情報は、すべての感覚器官から入ってくる情報の80%以上をしめるといわれています。
その視力を失ってしまうのは大変な損失となります。
糖尿病である、または糖尿病の疑いがあると言われたら、自覚症状が出ていなくても至急眼科を受診することを勧めます。

網膜の血管は私たちの体の中で、肉眼で見ることが出来る唯一の血管です。
眼底検査で動脈硬化の程度が分かり、全身の血管の状態を把握することが出来ます。

 

糖尿病性腎症

糖尿病性腎症は、人工透析導入の原因第1位です。
糖尿病性腎症は、糖尿病を発症後10年ほど血糖コントロールできなかった患者の約20%に発症するといわれています。
糖尿病性腎症は進行が早く、通常の尿検査でタンパク尿が出ているときにはかなり進行しています。
尿にタンパクが漏れていないかを調べる微量アルブミン尿検査で、早期発見出来ます。
早期発見出来血糖コントロール、食事療法によって進行を遅らせることが可能なのです。

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

糖尿病って?のページへ戻る

トップのページへ戻る